大会初日ハイライト&2日目の見どころ
(メディアチーム)

 

 8月にモスクワ(ロシア)で開催される世界選手権への切符をかけた「第97回日本陸上選手権大会」が7日、味の素スタジアム(東京都調布市)で開幕した。大会初日は、6つの決勝を含む12種目が行われ、女子の海老原有希、新谷仁美と男子の山本聖途が、8月モスクワで開催される世界陸上選手権の代表選手に内定した。

 女子やり投は海老原有希(27=スズキ浜松AC)が、60m41で、2年連続6回目の優勝。男子棒高跳では、山本聖途(21=中京大)が、5m70で大会2連覇した。また男子100mは予選が行われ、「日本人初の9秒台」が期待される桐生祥秀(17=京都・洛南高3年)、山縣亮太(20=慶大3年)らが決勝に進出した。女子10000mでは、新谷仁美(25=ユニバーサルエンターテインメント)が31分6秒67の大会新記録で初優勝。「めちゃくちゃ緊張していた。春先、世界クロカンで失敗して、結果が出せていないこともあったので、非常に難しいとも感じていた。この大会には、自分の中では“優勝しかない”という気持ちで臨んだ結果だ。」と喜びを語った。

 明日8日の大会2日目は、午後12時30分の女子三段跳を皮切りに競技がスタートし、男女100m決勝、男子10000m決勝など20種目が行われる。男子やり投では、昨年初優勝したディーン元気(21=早大4年)と、日本選手権13連覇を阻まれた村上幸史(33=スズキ浜松AC)の一騎打ちに注目が集まる。男子100m決勝は17時50分に行われる。

レポート一覧はこちら

特別協賛

山崎製パン株式会社

協賛

アシックスジャパン株式会社 大塚製薬株式会社 日本航空 株式会社ニシ・スポーツ 株式会社セレスポ

特別協力

京王電鉄株式会社




Japan Athletics TV - 日本陸上競技連盟の動画サイト メルマガ