2017.05.18(木)大会

数字で楽しむ”セイコーゴールデングランプリ”03~男子200m、女子100m・200m編~

100m9秒台よりも希少価値が高い!?日本人初19秒台への期待



「100m9秒台」にばかりスポットがあたり気味ですが、「200m19秒台」のことを忘れてはなりません。

公認条件下での「100m9秒台」は、121人が845回マークしているのですが、「200m19秒台」は、「100m9秒台」よりもはるかに希少価値が高いのです。公認の「200m19秒台」で走った選手は、「65人」で、トータル「292回」。人数では100m9秒台の半数強、回数では3分の1強ほどなのです。

「19秒99」の歴代順位は64位(計65人)。この順位を100mの歴代リストにあてはめると「9秒95」になります。また、個人の2番目以下の記録も収録したパフォーマンスリストの100mでの「292番目」は「9秒92」にあたります。

さらに、全種目を網羅した国際陸連発行の採点表の最新版(2017年版)で、「200m19秒99」は「1222点」。これに相当する100mは「9秒95=1224点」と「9秒96=1220点」の間。
逆に、「100m9秒99=1210点」に相当する200mは、「20秒06=1211点」と「20秒07=1209点」の間です。

日本歴代の上位記録の世界歴代順位は、以下の通り。

73)20秒03 末續慎吾 2003年
105)20秒11 飯塚翔太 2016年
119)20秒13 藤光謙司 2015年
125)20秒14 髙瀬慧 2015年
138)20秒16 伊東浩司 1998年
195)20秒22 髙平慎士 2009年
266)20秒29 大前祐介 2001年
324)20秒33 原翔太 2016年

「19秒台」の国別の人数は、

1)30人 アメリカ
2)10人 ジャマイカ
3)3人 イギリス
3)3人 南アフリカ
5)2人 カナダ
5)2人 ブラジル
6)1人 15カ国

で、アメリカ・ジャマイカ・イギリスのトップ3は、100mと同じです。
また、20秒03の日本記録は、国別24位で、100mの28位よりも上の順位となっています。



福島千里選手の100m・200mで見せる圧倒的な強さ



福島千里選手(札幌陸協)の100mと200mの公認条件下での自己10番目までの記録は、以下の通りです。

-100m200m
1)11秒21(2010)22秒88(2016)
2)11秒23(2015)22秒89(2010)
3)11秒24(2009)23秒00(2009)
4)11秒24(2010)23秒11(2015)
5)11秒24(2011)23秒12(2012)
6)11秒24(2011)23秒13(2011)
7)11秒25(2015)23秒13(2016)
8)11秒26(2010)23秒14(2009)
9)11秒27(2009)23秒17(2010)
10)11秒27(2010)23秒21(2011)
平均11秒24523秒078


100mも200mも日本歴代2位は髙橋萌木子選手で、11秒32と23秒15です。

この表からもわかる通り、200mは、福島選手の自己8番目の記録までが髙橋選手を上回っています。
100mは、表のデータでは福島選手がパフォーマンスの何位までを独占しているのかわかりません。実は、福島選手の自己15番目の記録が11秒30で、ここまでが髙橋選手のベストを上回っているのです。

「独占禁止法違反」になりそうな圧倒的な強さですね。

※記録情報は2017年5月15日判明分
文:野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)

写真提供:フォート・キシモト


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