2017.08.06(日)大会

【世界選手権】デイリーハイライト(Day1:8月4日)

サニブラウン、10秒05の自己タイで予選を1着通過

ケンブリッジ、多田とともに、3人揃って準決勝へ進出!


第16回となる世界陸上競技選手権大会が8月4日夜、イギリス・ロンドン市内のロンドン・スタジアムで開幕しました。

この日、日本勢は、6組3着+6の条件で行われた男子100m予選に、サニブラウン アブデルハキーム選手(東京陸協)、ケンブリッジ飛鳥選手(Nike)、多田修平選手(関西学院大学)の3選手が出場しました。2組目に登場したサニブラウン選手は、0.6mの向かい風にもかかわらず自己タイ記録の10秒05をマークして1着で予選を通過。これは予選全体で6番目となる好タイムです。さらに、4組に入ったケンブリッジ選手(10秒21、-0.2)、6組でウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)と隣り合うレーンに入った多田選手(10秒19、+0.3)も、それぞれ4着でフィニッシュして各組3着以内を除く上位タイム6位以内に入り、準決勝へ駒を進めました。

この種目で、出場した3選手全員が準決勝進出を果たしたのは、五輪・世界選手権を通じて史上初の快挙。準決勝は8月5日19時05分(日本時間6日3時05分)から3組2着+2の条件で行われ、決勝は同日5日21時45分(日本時間6日5時45分)に行われます。今大会で現役引退を表明しているウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)は、100m予選は多田選手と同じ2組に出場し、1着(10秒07)で予選を通過しています。

大会最初の決勝種目となった男子10000mは、モハメド・ファラー選手(英国)が今季世界最高の26分49秒51でフィニッシュし、世界選手権3連覇を達成しました。2012年ロンドン五輪以降、2013年世界選手権、2015年世界選手権、2016年リオ五輪において5000m・10000mで勝ち続けているファラー選手は、マラソンへの転向を表明しており、今大会がトラック種目最後のレースと位置づけ、ダブルタイトル獲得を狙っています。最後のトラックレースとなる男子5000mは、8月9日に予選が、8月12日に決勝が行われます。

なお、男子10000mでは、日本の実業団に所属するポール・タヌイ選手(九電工、ケニア)とビダン・カロキ選手(DeNA、ケニア)も出場。タヌイ選手がシーズンベストの26分50秒60で銅メダルを獲得、カロキ選手は26分52秒12の自己新記録で4位に入賞しました。


【選手コメント】

◎サニブラウン アブデルハキーム選手(東京陸協)
男子100m予選 2組1着 10秒05(-0.6)=自己タイ



「ちょっと寒かったので心配だったが、(身体が)動いたのでよかった。予選に向かう際も緊張はなく、逆に緊張しなくて大丈夫なのかなという感じだった。(結果は)まずまずだったので、これから切り替えて準決勝で頑張りたい。
(1着で通過したのは気持ちいい? との問いに)そうですね。いいレーンが次(準決勝)でもらえるといいなと思う。」


◎ケンブリッジ飛鳥選手(Nike)
男子100m予選 4組4着 10秒21(-0.2)



「調子は悪くなく、そこそこ行けるという状態で臨んでいた。フライングはあまり気にならなかったが、走りはイマイチという感じ。中盤からうまく足が回ってこない感じがあり、ラストも少し力が入ってしまい、形を崩してしまった。
(世界大会における)この雰囲気はすごく楽しいし、今もそれを感じている。次(準決勝)、どうなるかはわからないけれど、しっかり準備していきたい。」


◎多田修平選手(関西学院大学)
男子100m予選 6組4着 10秒19(+0.3)



「初めての世界選手権。(最終の)6組目の出場で、(予備予選があった影響で)スタートリストが出るのも直前となったため、けっこうひやひやしたが、準決勝に残れたのでよかった。レース中は観客の盛り上がりがすごかった。そのなかで前半を1番で行くことができたことはよかったと思う。
(序盤では)ボルト選手の前で走ることができた。途中までは(そのまま最後まで)行けるのかなと思ったが、そう思ったら後半で力んでしまった。そこを直せばベストに近い走りができると思う。けっこう調子がいいので、準決勝は本当に狙っていきたい。」


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト

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