2018.07.25(水)その他

【男子短距離欧州遠征レポート】第7回:日本チーム、本隊が帰国(7月23~24日)

7月5日からスタートした日本男子短距離欧州遠征は、7月22日にメインターゲットとなるロンドンダイヤモンドリーグを無事に終えました。大会に出場した飯塚翔太選手(ミズノ)、ケンブリッジ飛鳥選手(Nike)、桐生祥秀選手(日本生命)、小池祐貴選手(ANA)の4人は、翌日の7月23日、ロンドンを出発しました。



◎7月23日(月)

ケンブリッジ、次の試合地へ出発。ほかのメンバーは日本へ


7月23日朝、ケンブリッジ選手は、25日にスウェーデンで開催される「Karlstad Grand Prix」に出場するため、Karlstadに向けて出発しました。現地には、フランクフルト空港を経由して入るルートです。



一方、同日夜、ロンドン・ヒースロー空港から日本に向けて出発する便で帰国する飯塚、桐生、小池の3選手は、この日はゆっくりと朝を過ごしてホテルをチェックアウト。昨年のロンドン世界選手権の際、滞在したホテルがあったことで馴染みのあるセントポール大聖堂付近に出かけ、ランチをとったり散策したりと、わずかなフリーの時間を楽しみました。夕刻には大会手配のバスで空港へ移動。19時過ぎの便で東京に向けて出発しました。

◎7月24日(火)

日本チーム、帰国。囲み会見を受ける
11時間45分のフライトを終えた飯塚、桐生、小池選手は、24日午後、東京・羽田国際空港に到着。帰国後、現地で囲み会見に応じました。この日がちょうど2020年東京オリンピック開幕2年前ということもあり、多くのメディアが取材に訪れ、欧州遠征の感想とともに、東京オリンピックに向けた目標が意気込みを質問していました。3選手の主なコメントは以下の通りです。




◎飯塚翔太(ミズノ)

今回は、100m1本、200m1本、リレー1本に出場した。アジア大会の1カ月前だということを考えれば、これから調子を上げていくことができると感じた。最後のリレーでは優勝を目指していて負けてしまったが、それでもアジア大会に向けて弾みになったと思う。
(今日は東京オリンピック開幕までちょうど2年だが、東京オリンピックでは)個人種目で決勝に進出して、決勝を全力で戦うという大きな目標がある。それとリレーでの金メダル。この2つを達成したい。地元ならではのエネルギーをいただきながら走れることで、すごく高いパフォーマンスができるかなと思うし、見てくれる方に(陸上を)楽しんで帰ってもらいたいという気持ちが大きい。
また、(年下の強い選手が)どんどん出てくるのは、すごくやりがいがある。「そのなかで選ばれて戦う」ということに価値があると思うっているし、普段の練習も頑張ることができる。周りの人たちに刺激をもらいながら、自分のやること、できることを積み重ねていくことが大事だと思っている。

◎桐生祥秀(日本生命)
いろいろな大会に行って、100mも徐々に(記録が)上がってきているので、いい感じの合宿になったと思う。気温も過ごしやすかったのでいい練習ができた。リレーは、イギリスに勝ちたかったが、まだ追いつかなかった部分もあるので、しっかりここから修正していきたい。
(東京オリンピック開幕まで2年だが)個人目標としては、世界の100mでしっかりファイナリストに残りたい。残るだけで盛り上がると思うし、そこで勝負できると、さらに盛り上がると思う。リレーに関しては、日本の反対側で行われたリオですら、あんなに盛り上がった。地元でやるオリンピックというのはまた格別だと思う。そこでしっかり結果を出せれば、さらに陸上競技が盛り上がるかなと思う。本当に楽しみにしている。

◎小池祐貴(ANA)
(ロンドンDL直前に)最初に山縣(亮太)さんが帰国されると聞いて、(自分が)1走かなというのは頭をよぎったが、実際に告げられたときは、自分に務まるのかなと思ったのが正直なところだった。でも、レースのときになると、後半は得意だし、スタートはあまり得意ではないが集中すれば距離が短いので大丈夫かなと、そこまで緊張せず、リラックスして臨むことができた。
このあと、今シーズンは、来月のアジア大会の200mで優勝することが目標。タイムはそこまで考えていないが、まずは自己ベストの更新が必須だと思うので、それは確実に狙っていきたい。(また、開幕まで2年となった東京オリンピックに向けては)競技人生のなかでピークをもっていきたいなとは思っているが、オリンピックは4年に1回あるわけで、それがすべてではないとも思っている。一番近い時期に開催されるオリンピックとして、そこに1つのポイントを置いて狙っていきたい。


文・写真:児玉育美(日本陸連メディアチーム)

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