2018.08.28(火)大会

【アジア大会】Day3:8月27日(月):デイリーハイライト

400mH、3000mSC、走高跳で、3つの銅メダルを獲得!


大会3日目は、7種目の決勝が行われ、日本選手はそのうち6種目に8名が出場し、3種目で3つの銅メダルを獲得しました。



男子400mH決勝には、安部孝駿選手(デサントTC・岡山)が出場。5レーンに入った安部選手は、今季急成長を見せ、6月には46秒98のアジア新記録をマークしているAbderrahman Samba選手(カタール)を1つ外側の6レーンに見ながら、序盤から先頭争いを繰り広げます。しかし、ハードルを越えるたびにSamba選手との差がじりじりと開き始め、2番手でホームストレートへ。ラストで、Dharun Ayyasamy選手(インド)に逆転されて、49秒12・3位でのフィニッシュとなりました。



一発決勝となった男子3000mSCでは、塩尻和也選手(順天堂大学・群馬)がスタート直後から先頭に出て、集団をリードしながらレースを進める展開となりました。塩尻選手は1000mを2分48秒41、2000mを5分39秒46で通過。終盤でYaser Bagharab選手(カタール)とHossein Keyhani選手(イラン)にかわされて3位に後退しましたが、その後もよく粘り、セカンドベストとなる8分29秒42をマークして、この種目で4大会ぶり(2002年釜山大会以来)となるメダル獲得を達成しました。

レースを制したのはKeyhani選手。爆発的なラストスパートでBagharab選手を引き離し、8分22秒79の大会新記録でフィニッシュ。塩尻選手とともに出場した山口浩勢選手(愛三工業・愛知)は8分47秒41・9位という結果でした。



2m43のアジア記録を持ち、昨年のロンドン世界選手権チャンピオンのMutaz Essa Barshim選手(カタール)が残念ながらケガで欠場した男子走高跳。日本からは戸邉直人選手(つくばTP・茨城)と衛藤昂選手(味の素AGF・三重)が出場しました。

今季、日本記録に1cmと迫る2m32の自己記録をマークしている戸邉選手は、2m15から跳躍を開始。2m15、2m20、2m24を1回でクリアして、この段階ではMajd Eddin Ghzal選手(シリア)とともにトップに立ちますが、次の2m28を跳ぶことができず、Ghzal選手と同記録の3位で競技終了となりました。優勝したのは、中国のWang Yu選手。Woo Sanghyeok選手(韓国)との勝負となった2m28、続く2m30をともに1回でクリア。一方、シーズンベストの2m28を2回目に成功したSanghyeok選手(韓国)は、2m30の1回目を失敗したあと、2回目以降をパスして2m32に挑戦しましたがクリアならず。ここで勝負が決まりました。

衛藤選手は、2m10と2m15を1回でクリアし、2m20を2回目に、2m24を3回目に成功しました。しかし、練習跳躍の際に痛めた膝の状態が思わしくなく、これ以上の無理は危険という判断で、ここで競技を終えることに。この結果、6位という成績になりました。

男子やり投決勝には新井涼平選手(スズキ浜松AC・静岡)が出場しました。3回目に75m24をマークして、7位で後半の試技に挑みましたが、4~6回目で記録を伸ばすことができず、この記録が決勝記録となりました。また、女子400mHで宇都宮絵莉選手(長谷川体育施設・兵庫)が7位(58秒97)に、女子3000mSCで石澤ゆかり選手(エディオン・広島)が8位(10分13秒53)に、それぞれ入賞しています。

このほか、男子110mH、男女800mでは、それぞれ予選が行われました。

男子110mHでは金井大旺選手(福井県スポーツ協会・福井、13秒81)、高山峻野選手(ゼンリン・神奈川、13秒84)がともに着順で決勝に進出。女子800mに出場した塩見綾乃選手(立命館大学・京都、2分04秒46)と北村夢選手(エディオン・広島、2分05秒31)も、それぞれ出場した組で2着となり、予選を突破しました。

また、当初、午前に予選が、夜に準決勝が行われる予定だった男子800mは、前日の段階で予選がなくなることが決まり、準決勝が行われる予定だった時間に、3組2着+2の決勝進出条件で予選が行われました。日本からは、川元奨選手(スズキ浜松AC・静岡)と村島匠選手(福井県スポーツ協会・福井)の2名が出場。川元選手は1組で4着(1分48秒07)となり、プラスの2番目ながら全体では4位で決勝に進出しましたが、2組目に出場した村島選手は3着(1分48秒86)で競技を終えています。

これら3種目、そして27日に予定されていた予選がなくなり一発決勝となった男女混合4×400mRは、翌28日の午後に決勝が行われます。

また、競技終了後には、残念なニュースも入ってきました。1日目の女子100mで予選敗退に終わっていた福島千里選手(SEIKO)が、4日目以降に予定されていた200m、4×100mRを棄権することを、日本陸連の山崎一彦トラック&フィールド担当ディレクターが明らかにしました。福島選手は、日本選手権後に両アキレス腱の痛みが出ているなかで大会に合わせてきましたが、その状態は思わしくありませんでした。「当人は走ることを希望したが、まだ将来のある選手なので、これ以上の無理はすべきでないと判断して、話をした」(山崎ディレクター)とのこと。なお、帰国を早める等の予定はなく、選手団の一員として大会終了まで行動します。



文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォートキシモト

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