2018.09.27(木)大会

【全日本実業団陸上レポート&コメント】男子100mは、山縣が10秒01で3連覇

第66回全日本実業団対抗選手権大会が9月21~23日、ヤンマースタジアム長居(大阪市)において開催されました。チーム対抗成績では、男女の合計得点で競われる団体総合では55点を獲得した住友電工が3年ぶり2回目の優勝を達成。男子総合は48点を獲得した富士通が、女子総合は54点を獲得した東邦銀行が、それぞれ優勝を果たしました。

新記録は3日間を通じて、大会新記録が男子800mで、U20日本新記録が女子10000mWで誕生したのみにとどまりましたが、男子100mを2連勝中の山縣亮太選手(セイコー)が10秒01の好記録で制したのを筆頭に、ジャカルタ・アジア大会日本代表選手やメダリストが、各所属チームのユニフォームを身にまとって活躍。このほか、秋シーズンに飛躍を見せそうな期待を抱かせる結果も、いくつか出ています。


◎注目の男子100mは、山縣が10秒01で3連覇


男子100mは、9秒98の日本記録保持者である桐生祥秀選手(日本生命)と、今季日本選手との対戦では全勝、アジア大会では10秒00の自己タイ記録(日本歴代2位タイ)で銅メダルを獲得している山縣亮太選手(セイコー)の2選手が参戦。「“最速”対“最強”の戦い」として、大きな注目を集めました。

予選、準決勝、決勝の3本が最終日に行われたレースは、山縣選手が予選(10秒34、-0.4)、準決勝(10秒14、-0.4)をそれぞれトップタイムで通過。決勝では、注意を受ける選手が出てスタートがやり直しとなるアクシデントもありましたが、2回目のスタート後、山縣選手は中盤付近でするりと抜け出すと、後続との差を大きく広げていく圧巻の走りでそのままフィニッシュ。2回出している自己記録(10秒00)に迫る10秒01を、無風(±0)の条件下でマークしてみせ、大会3連覇を達成。この結果が評価されて、大会最優秀選手にも選ばれました。

「9秒台というよりは、(日本記録の9秒)98を超えたいという気持ちは強かったので…」とレース後は、悔しそうな様子も見せた山縣選手。自身が「80~90点」と評したレースの反省箇所を問われると、スタートして数歩目のところで身体が少し浮いてしまった点を挙げ、「本当だったら、もうちょっと序盤で抜け出て差をつけるレースをすべきだった」と振り返りました。その一方で、無風のなかでのこの記録に、「以前に比べて、地力が上がっているということを実感できた」ともコメント。特に、「中盤は安定してきたなと思う。うまく行けないときは、そこで頑張って(脚の)回転を上げても空回りすることが多かったが、(今は)しっかりと地面の反発をもらいながらスーッと(前に)出られる感じがある。そこは、今シーズンを通しての収穫」と述べ、「もともと中盤の加速のところを高いトップスピードで走ることをテーマに掲げて、練習メニューや身体の使い方など、いろいろ考えてきた。それが1つの実を結んできているのかなと思う」と充実感をにじませました。



今季3回目となる10秒0台。全パフォーマンスでは2回の10秒00を筆頭に、今回の10秒01を含めて10秒0台は、実に12回目となります。なかなか届かない“9秒台”に、「記録ばかりは、神様が“出していいよ”と言ってくれるまでは出ないんだなと思って、次に向かうしかないかな」と山縣選手は苦笑い。しかし、次戦で今季最終戦となる福井国体(成年男子100m)に向けて、「(会場の福井県営陸上競技場は)桐生くんが記録を出した、“お墨付き”のスタジアム。さすがに名前は変えられないかもしれないけれど(注:昨年、桐生選手が9秒98の日本新記録を樹立したことにより、「9・98スタジアム」の愛称がつけられている)、その記録を超えられるように、全力を尽くしたい」と力強い言葉を聞かせてくれました。

2位でフィニッシュしたのは桐生選手。序盤で山縣選手に引けを取らない立ち上がり見せていた川上拓也選手(大阪ガス、10秒33で3位)を終盤で逆転しましたが、記録は10秒22にとどまりました。この大会が今季最終戦。レース後には、「(前に)山縣さんが見えたが、もう地力が足りないというか、あきらめてはいないのだが、追いつこうと思っても今日はちょっと差を感じた」と振り返りました。今季のシーズンベストは10秒10で、10秒01をマークした高校3年の2013年以来、初めて10秒0台で終えることができないシーズンとなったことについて、「そこは残念というか、(10秒)0台とか9秒台を出してシーズンを終わりにしたかった」と述べた桐生選手は、さばさばした口調で「これでちょっと吹っ切れた」と言うと、「この冬は、挑戦者として、しっかりと冬期練習を積んで、来シーズンを迎えたい」と、決意を新たにしていました。




◎男子やり投で小南が初の80m台


男子やり投では、社会人1年目の小南拓人選手(筑波銀行)が、5回目に80m18をマーク。日本人としては7人目となる80mスローワーの仲間入りを果たして優勝しました。

自身初の80m台。日本歴代7位となる好記録ですが、小南選手自身は、「80mを超えたことは素直に嬉しいが、これといって技術が固まった投げではなく、6投のアベレージが低かったので、嬉しい半面、まだまだ課題が残る試合だったなと思う」と、試技内容については反省する点も多かった様子。「試合のなかでのアベレージを上げていかないと…。今日の試合は、ベストは出せたけれど、セカンド記録が74m(82)なので、そこは反省しなければならないところ」と振り返りました。

80m18は、「やりをまっすぐ押し出したという感覚と、身体の開きを少し押さえられたかなという感覚はあったけれど、それは自分にとっては当たり前の基本的なことで、まだまだできる技術がある」という状況のなかで出た記録だったとのこと。まだまだ伸びしろがある様子を伺わせました。

国士舘大4年生だった昨年、日本歴代8位となる79m17をマーク。80m台突入は時間の問題といわれてきた小南選手ですが、社会人となった今季は、環境や練習時間、生活リズムなどが大きく変わったために、「そこに適応するまでに少し時間がかかってしまった」そうで、その影響もあって、シーズンベストも4月の織田記念でマークした77m62にとどまっていました。

当初、今季は「アジア大会に出て、そこで80mを投げたいと思っていた」そうですが、「そう簡単にはいかなかった。その悔しさがあったので、なんとしても今シーズン中に80mを投げて、来年の世界陸上に出られるような、きっかけづくりができるようなシーズンにしようと、途中から切り替えた」と言います。夏ごろから、新たな生活にも少しずつ慣れてきて、「そこから練習の内容も変わり、質がよくなってきたので、この大会と次の大会で80mを投げたいと思って」臨んだ今大会でした。

「通勤時間は長くて大変という気持ちはあるが、そのぶん、職場に行けば、話したこともない方も応援してくださるので、そこでいつも励まされて頑張れている」と小南選手。それだけに80m台をマークして、この大会を制することができたことは嬉しかったと言います。その一方で、「結果だけを見れば合格点だが、ここで80mを投げられたと喜んでしまっては先がないと思っている。ちょっとでも大学の先輩である新井涼平さん(スズキ浜松AC)に近づけるように頑張りたい」と、その視線は、さらなる先を見据えていました。


◎男子10000mW、世界記録保持者の鈴木が復活V


例年、この大会の男子10000mWは、日本代表経験を持つトップウォーカーたちが50kmWと20kmWの両種目から参戦するため、豪華な顔ぶれとなります。今回も、男子50kmWリオ五輪銅、ロンドン世界選手権銀メダリストの荒井広宙選手(自衛隊体育学校)と、男子20kmWアジア大会代表の高橋英輝選手(富士通)は欠場したものの、8月のアジア大会20kmWで銀メダルを獲得した山西利和選手(愛知製鋼)、リオ五輪20km7位入賞者で今年7月に10000mWで37分58秒08の日本記録を樹立している松永大介選手(富士通)、北京世界選手権(2015年)50kmW銅メダリストの谷井孝行選手(自衛隊体育学校)、ロンドン世界選手権50kmW銅メダリストの小林快選手(ビックカメラ)等々、錚々たる面々が顔を揃えました。

そんななか、39分05秒19でレースを制したのは、20kmW世界記録保持者の鈴木雄介選手(富士通)。鈴木選手は、2015年に1時間16分36秒の世界記録を樹立したものの、その後、股関節を痛めて、北京世界選手権20kmW(途中棄権)以降は、治療とリハビリに専念する状態が続いていた選手。今年5月の東日本実業団で2年9カ月ぶりにレースに出場。この復帰レースを含めて3試合を経て、この全日本実業団に臨んでいました。

レースは、男女同時で、大会2日目の16時55分にスタート。気温27.5℃、湿度57%と、まだ暑さの残るなかで行われました。男子は、スタートしてすぐに松永選手が前に出て1000mを3分48秒とハイペースで入り、これに鈴木選手がつく展開に。4000m以降は鈴木選手が先頭に立って、1000mを3分53秒前後のラップで進みましたが、5300mで松永選手がつけなくなると、その後は、鈴木選手の“独り旅”となりました。

「松永が離れてから2000mくらいはある程度差を広げるために、そのままのペースで行ったが、残り2000mくらいのときに後ろを見たら誰もいなかったので、“あとはいいかな”と思って」、8000m以降は意図的にペースを落とし、余裕をもってフィニッシュ。久しぶりの全国大会復帰レースを優勝で終えました。

「気温も高く、湿度もあったので、それほどタイムが狙えないなと思っていたなかで、このペースで押せたことはかなりの収穫になる。今季は、国体(10000mW)と高畠(20kmW)が最も目指すべき本番という位置づけをしていたので、そこに向けていい調整になった」と、レース後、鈴木選手は声を弾ませました。

長らく苦しんできた股関節痛は、「気を抜いたらぶり返す種類のケガなので、気を抜けない状況ではある」そうですが、現状では「リハビリを続けていて、それをやっていれば何の問題もなくトレーニングを続けることができる状態。今は、自分ができる最大限の努力を1日1日やり続けることができている」といいます。

「世界の舞台に戻ったときが、本当の鈴木雄介の復活だと監督から言われているので、僕もその気でいる。それを目指して、本当の復活を果たしたい」と言う鈴木選手が、まず視野に入れているのが、来年のドーハ世界選手権と2020年の東京オリンピック。「その2つをしっかり目指して、さらにその先も活躍していけるよう精進していきたい」と、きっぱり言い切りました。




◎ダイヤモンドアスリートの藤井が女子10000mWでU20日本新樹立


鈴木雄介選手が復活の狼煙を上げた男子10000mWと同時スタートで行われた女子10000mWは、アジア大会で銅メダルを獲得した岡田久美子選手(ビックカメラ)が、今季日本最高となる43分55秒22で貫録Vを果たしましたが、2位で続いたダイヤモンドアスリートの藤井菜々子選手(エディオン)も日本歴代5位となる44分13秒37でフィニッシュ。2010年に岡田選手(当時、立教大)がマークした44分34秒13のU20日本記録を、一気に20秒以上も更新するU20日本新記録を樹立しました。

ゴールタイマーの表示で、44分13~14秒台でフィニッシュしていたことを把握していた藤井選手ですが、正式記録を確認すると、その表情は満面の笑みに変わりました。というのも、藤井選手が密かに意識していた記録を上回るものだったからです。

藤井選手がターゲットとしていたのは44分13秒88。この記録は、藤井選手がU20日本歴代2位の45分08秒68の自己新記録で4位入賞を果たした7月のU20世界選手権で、Alegna González選手(メキシコ)がマークした優勝記録です。「メキシコの1番だった子に大差で負けてしまったので、あのくらいのタイムを出したい」。タンペレ(フィンランド)で開催されたU20世界選手権でのレース後、8000m手前で上位3選手から遅れてしまった藤井選手は、当時「あそこで、ついていくことができていたら44分台が狙えたのに」とレース後、悔しさをあらわにしていましたが、その無念を、U20世界選手権優勝記録を上回るという形で、見事に晴らしました。

レースは、最初の1000mを岡田選手が4分18秒で入り、次の2000mも岡田選手が先頭に立って8分42秒で通過。藤井選手は、その段階では、「自分の限界への挑戦ということで、岡田さんについていく」レースをイメージしたといいますが、「自分が前に出たほうがいいのかなと思って」、3000m手前からトップに立つと、以降の各1000mを4分23~28秒の間のペースをキープして7000m過ぎまで先頭でレースを進めていきました。その後、前に出た岡田選手にぴたりとつきましたが、9000mで突き放されてしまいます。一人で歩くことになったラスト1000mは、「めちゃくちゃきつかった」と藤井選手ものちに振り返りましたが、最後まで粘り、見事、目標にしていた記録を上回ってのフィニッシュとなりました(藤井選手の新記録樹立コメントは、別記ご参照ください)。

藤井選手の次戦は、10月上旬の福井国体。成年女子5000mに出場の予定で、自身が昨年の国体で樹立した21分33秒44のU20日本記録更新を狙いたいといいます。

U20世界選手権以降は、20kmへの移行を目指して距離を踏む練習を行ってきたそうですが、「1人で練習していたので、ペースを上げたり下げたりすることだったり、自分でがんがん行ける」ことを意識したという取り組みは、距離を問わずに成果となって表れたている様子。福井国体、そして高畠競歩での“快歩”も、大いに期待できそうです。




◎男子200m、男子棒高跳、男子110mHでもアジア大会メダリストが活躍


この大会では、前述した男子短距離の山縣選手や桐生選手、競歩の山西選手や岡田選手のほかにも、アジア大会日本代表として、8月末にジャカルタへ遠征していた選手が多数出場し、それぞれに好成績を残しています。

まず、男子200mを制した飯塚翔太選手(ミズノ)。ご存じの通り、4×100mRでリオ五輪銀メダル、ロンドン世界選手権銅メダル獲得の立役者となった選手です。アジア大会では200m(6位)と男子4×400mR(銅メダル)に出場しました。全日本実業団でも、ミズノのエースとして、200mと4×400mRの2種目に出場。2日目に行われた男子200mでは、アジア大会の疲労が残るなか、「なんか噛み合わないというか、身体が全然動かない状態」で、準決勝までは精彩を欠いたレースに。準決勝レース後は、決勝を棄権することも頭をよぎったというものの、一方で「乗り越えたいなという気持ちもあった。ここでしっかり優勝して終われたほうが自分にとっていいと思ったし、それもできる気持ちもすごくあったので、チャレンジした」と決勝へ。その決勝では、「ぐっとピッチを上げると噛み合わない感じだったので、ちょっとゆったりとしたスタートと加速をして、後半になって力を入れるようにした」ことで、準決勝とは見違えるような走りを披露。2位を0.26秒突き放す20秒60(+0.1)で優勝を果たしました。



最終日に行われた男子棒高跳には、アジアア大会を5m70の大会新記録で制した山本聖途選手(トヨタ自動車)が出場。この日、5m50から試技を始めた山本選手は、この高さを2回目でクリアすると、5m45を3回目で成功したのちに5m60に挑んでいた澤野大地選手(富士通)がここで競技を終えた時点で優勝を確定。5m65を1回でクリアして、バーを屋外での自己新記録となる5m76に上げました。しかし、2回目の跳躍で左足がケイレンに見舞われるアクシデントもあり、この高さのクリアはならず。2018年シーズンを終える結果となりました。

「アジア大会も調子はよかったし、それ以降も身体の状態もよかったので、記録は狙う気持ちで臨んでいて、5m76(屋外の自己新記録)の次は、5m84(日本新記録)にバーを上げるつもりだった。5年間出ていないので、自己ベストは最低跳びたかったのだが…」と悔しさもちらりと見せた山本選手。その一方で、「今季は充実したシーズンだった。自己ベストは出なかったけれど、アジア大会も優勝できたので、そっちのほうが価値は大きいと思う。自分のなかでも、調子のよかった5年前よりも、身体の状態はよかったし、自分をコントロールできるようになってきたので、試合に出ていてすごく楽しかった」と振り返りました。今後はトレーニングを積んだのちに、来年1月から、ヨーロッパの室内大会を転戦していく予定。「この冬が勝負。来季は必ず日本記録を更新したい」と意気込みました。

このほか、男子110mHでは、アジア大会で銅メダルを獲得した高山峻野選手(ゼンリン)が向かい風0.7mのなか13秒59をマークして圧勝。また、女子ハンマー投では、アジア大会銅メダリストの勝山眸美選手(オリコ)が64m63で快勝し、同じくアジア大会代表の渡邊茜選手(丸和運輸機関、今大会3位)の4連覇を阻みました。



このほか、男子800mでは、アジア大会で予選落ちに終わっている村島匠選手(福井県スポーツ協会)が、普段とは全く異なる前半から先頭に立つレースパターンを披露。600mでいったん先頭を譲りましたが、ホームストレートで逆転して1分47秒97の大会新記録で優勝しました。村島選手が前半から積極的なレースを展開したことにより、2位の市野泰地選手(ROBLE、1分48秒28)、3位の新安直人選手(富士通、1分48秒31)までが大会記録を更新する結果となりました。

村島選手は、このあと地元開催となる福井国体を控えています。レース後、「自分のレースがワンパターン化してきたので、“こういうレースもできるんだぞ”というのを見せたかった。国内のレースで、1人で(入りの400mを)53秒で回れたのは上出来。そういう確認が国体前にできたことも収穫として大きい」と振り返った村島選手は、2週間後に迫った地元国体に向けて、大きく自信を深めた様子。「国体では2パターンあるぞ、ということで、どのレースパターンを採るかは、ここでは敢えて伏せたい」と茶目っ気たっぷりに話していました。




【U20日本新記録樹立コメント】

女子10000mW 44分13秒37 =U20日本新記録
藤井菜々子選手(エディオン)

世界ジュニア(U20世界選手権、4位)のときに、すごく悔しいタイム(45分08秒68)だったので、ここで絶対に44分30秒を切りたいと思っていた。また、メキシコの1番だった子に大差で負けてしまったので、あのくらいのタイム(優勝タイム:44分13秒88)を出したいなと思っていた。今回は、それに張るタイムを残せたので、すごく嬉しい。

レースは、岡田さんについていって、自分の限界の挑戦ということを目標に歩いた。9000mから離されてしまったが、そこはやはりまだまだレベルの違うということ。逆に、そこが課題というか、その差があるから私も頑張れる。これからの課題として、また練習していきたい。

(U20世界選手権後)夏場は1回帰省したが、その後は、アルバカーキへ行って練習したり、志賀高原や石川のほうに行ったりして練習を積んだ。中心となったのは、20kmに向けて距離を踏むという練習。20kmに向けて移行の期間として、しっかり歩き込みはできたかなと思う。

また、1人で練習していたので、ペースを上げたり下げたりすることだったり、自分でがんがん行けるようにすることなどにも取り組んだ。今日も、途中を自分で引っ張ることができたので、そこは大きな成長だと思う。

(20kmに向けての)手応えはつかんだが、とはいえ(これまで中心だった10000mWからすると)まだまだ倍の距離。まずは、そこにしっかり対応できるようにしたい。20kmは10月末の高畠競歩に出場する。そこで目標タイムの1時間33分を出せるように頑張りたい。



文:児玉育美/JAAFメディアチーム
写真提供:フォート・キシモト、児玉育美


第66回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1276/

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