大会2日ハイライト&3日目の見どころ
(メディアチーム)

  「第97回日本陸上競技選手権大会 兼 モスクワ世界陸上代表選考会」の大会2日目は、12の決勝を含む20種目が行われた。村上幸史(33=スズキ浜松AC)、佐藤悠基(26=日清食品グループ)、山縣亮太(20=慶大3年)、桐生祥秀(17=京都・洛南高3年)が、8月に開催される世界選手権の代表選手に内定した。

 男子100m決勝は、山縣が10秒11で初優勝。「ロンドン五輪では決勝進出を逃している。同じ舞台に立ったとき、昨年の課題や反省を生かして、最後まで走りきれるような走りを世界ではしたい」と世界選手権へ目標を切り替えた。2位は桐生で、10秒25。女子100m決勝では福島千里が4年連続5回目の優勝を飾った。男子やり投は、村上が81m04で2年ぶり13度目のV。男子10000mは、佐藤が28分24秒94で制した。男子円盤投は、畑山茂雄(36=ゼンリン)が、最終投で逆転勝利。平成9年の初勝利以来通算11回目となる優勝を飾った。女子400mでは杉浦はる香(18=浜松市立高3年)が、52秒52のジュニア日本記録で優勝。予選の高校記録更新に続いて二日続けての快走に「順位とかタイムよりは、今自分の持っている力を出しきろうという思いだった。なぜこんなに突然記録が伸びたか分からない。“やったー”というよりは、信じられないという思い」と笑顔を見せた。

 明日9日は大会最終日が行われ、男子ハンマー投で室伏広治(38=ミズノ)が前人未到の19連覇に挑む。世界陸上選手権の日本代表選手発表は10日に行われる。

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