2024.04.19(金)大会

【第108回日本選手権・10000m】陸上マニアが語る!大会の見どころ③

2024年5月3日(金・祝)、静岡県袋井市・小笠山総合運動公園静岡スタジアム(エコパスタジアム)で開催する「第108回日本陸上競技選手権大会・10000m(パリ2024オリンピック競技大会 日本代表選手選考競技会 )」。


チケットは絶賛発売中!
トップアスリートの疾走を間近で観戦できるグラウンド観戦チケットが大好評!
第108回日本選手権・10000mのみの特別エリアで現地観戦してみてはいかが?
気になるチケット情報はこちらから


前回大会で特別ゲストとして会場を大いに盛り上げてくれたM高史さんへ、今大会の見どころについてインタビューを実施!
Mさんは前回大会で電子ペーサーを体験。電子ペーサーで走ってみるとどのような感覚になるのか、走りやすいのか等々、皆さんが気になる点を特別に語っていただきます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Q. 前回大会を振り返ってみて。

A. 前回は日本記録更新に序盤から終盤まで大興奮のレースとなりましたね!個人的には4位(27分28秒13)の小林歩選手(NTT西日本)の走りが特に驚きでした!大学の後輩ということもあって注目しておりましたが、社会人になってからも記録を伸ばしているなぁと思っていたら、こんなに強いとは!また、5位(27分45秒55)の大川歩夢選手(プレス工業)、6位(27分46秒66)の難波天選手(トーエネック)はともに高校時代の5000mベストは15分台でした!(大川選手は15分12秒、難波選手は15分03秒)高校時代に実績がなくても大学、実業団に進んでから日本のトップを争う舞台で活躍できる可能性があるというのを示してくださっていますね!

Q. 10000m観戦時に最も注目するポイントは?

A. 400mを25周するので、位置取り、ポジションが大事になってくるのではないでしょうか。400mトラックを1レーンをずっと走れば400mですが、2レーンを走ると1周約407mとなります。ずっと2レーンを走っているだけで1周につき7mも余計に走らなければなりません。それが25周となればそれだけ距離の誤差も大きくなるでしょう。とはいえ、内側にいて外側からポケットされてしまい、レースが動く時に反応できないと一歩遅れてしまいますよね。そのあたりの駆け引き、位置取りに注目です。今回はなんといってもパリ五輪に出場するために27分00秒00という記録への挑戦!さらにはポイントを獲るための順番も大切になってきます。勝負も記録も求められる大一番に注目です!

Q. 前回大会で初めて導入した電子ペーサーを体験してみて。

A.電子ペーサーを体験してみて鬼ごっこみたいでシンプルに走っていて楽しかったです(笑)。ただ、細かい話で言いますとライトは追い風、向かい風、カーブ、直線に関わらず機械的に決められた一定のペースで光っていきます。ライトを追いかけすぎると自分自身で小さな変化走のようになってしまうので、丁寧にライトを追いかけすぎないというか、特に序盤は参考程度、目安に走った方がいいのかなと思いました。その上で後半はライトに置いていかれないように、あるいはライトを追いかけて走れるというモチベーションになりますよね。実際に取材させていただいた選手からも後半の良い目標になりますという声を聞きました。応援している側にとってはどのくらいのペースで進んでいるか分かりやすいですし、そもそもイルミネーションみたいでキレイですよね!(笑)

Q. 今大会出場する選手へ一言お願いいたします!

A. 一人の陸上ファンとして出場される選手の皆さんを全力でリスペクトしています!
記録突破や目標達成に向けて、ご自身の殻を破るような、そして日本陸上界の新たな扉を開くような熱い走りを応援させていただきます!出場される皆さんも、そして応援の皆さんも一緒に現状打破〜!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



M高史
1984年生まれ。
中学で陸上を始め、駒澤大学陸上競技部ではマネージャー(駅伝主務)。
卒業後は福祉の仕事を経て、ものまねアスリート芸人に転身。川内優輝選手のモノマネで話題に。
テレビ・ラジオ出演のほか、マラソン大会のゲストランナーやMC、部活訪問、保育園・福祉施設訪問を中心に活動。
大学スポーツWEBサイト4years.の連載、日本陸連の陸ジョブナビなど執筆活動もおこなっている。ホクレン・ディスタンスチャレンジや東日本実業団選手権ではライブ配信の実況も務める。自身のネットラジオ「M高史のラジオ」を配信中。
2023年より「現状打破応援隊長」として活動の幅を広げる。

マラソン2時間39分18秒(紀州口熊野マラソン2024)
東日本実業団選手権シニア1500m10位
全日本実業団ハーフマラソン出場

※X (Twitter): @m_takashi_run
※Instagram: @mtakashi24034
※M高史のラジオ:https://stand.fm/channels/5e8ffe5d86a7f40577962700



【第108回日本選手権・10000m特設サイト】

https://www.jaaf.or.jp/jch/108/10000m/





【第107回日本選手権・10000mアーカイブ】

男子:https://youtu.be/L1gwmW3Kqc4
女子:https://youtu.be/0HagkWqvsGM


【大会概要】

■大会名:第108回日本陸上競技選手権大会・10000m
■開催日程:5月3日(金・祝)
■開催会場:静岡・エコパスタジアム
■実施種目:19:30 女子10000m、20:10 男子10000m
■申込記録
男子:28分16秒00 女子:32分30秒00(5000m:15分40秒00)
■申込記録有効期間
2023年1月1日から2024年4月14日まで
■ターゲットナンバー
男子:30名 女子:30名
詳細はこちら(大会要項


【パリ五輪 参加標準記録】

■参加標準記録
男子:27分00秒00 女子:30分40秒00
■参加標準記録有効期間
2022年12月31日から2024年6月30日まで


【パリ五輪 日本代表内定について】

パリ2024オリンピック競技大会 トラック&フィールド種目日本代表選手選考要項より抜粋

1)ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会で3位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者で、参加資格有効期間内に、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした競技者。
2)1)に該当者がいない種目において、ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会で8位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者(廣中璃梨佳)で、2023年11月1日から2024年6月30日までに、ワールドランキング対象競技会において参加標準記録を満たした競技者。
3)第107回日本選手権・10000m優勝者で、第107回日本選手権・10000m終了時点までに参加標準記録を満たした競技者。
4)第108回日本選手権の優勝者であって、参加資格有効期間内に参加標準記録を満たした競技者。

JAAF Official Partner

  • アシックス

JAAF Official Sponsors

  • 大塚製薬
  • 日本航空株式会社
  • 株式会社ニシ・スポーツ
  • 積水化学工業株式会社

JAAF Official Supporting companies

  • 株式会社シミズオクト
  • 株式会社セレスポ
  • 近畿日本ツーリスト株式会社
  • JTB
  • 東武トップツアーズ株式会社
  • 日東電工株式会社
  • 伊藤超短波株式会社

PR Partner

  • 株式会社 PR TIMES
  • ハイパフォーマンススポーツセンター
  • JAPAN SPORT COUNCIL 日本スポーツ振興センター
  • スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
  • 公益財団法人 日本体育協会
  • フェアプレイで日本を元気に|日本体育協会
  • 日本アンチ・ドーピング機構
  • JSCとの個人情報の共同利用について