2018.08.28(火)大会

【アジア大会】Day3:8月27日(月):コメント

【決勝結果&コメント】

◎宇都宮絵莉(長谷川体育施設・兵庫)
女子400mH決勝 7位 58秒97



悔しいというか不甲斐ないというか、自分の力不足が「バーン」と前からやって来たような感じがしている。レース前半は、計画通りに理想の走りができたのだが、5台目あたりで周りの選手が迫ってきたとき、そこで絶対に焦らないようにしようと思っていたのに、実際に、人が前にいる状態になると、「追いかけたい」「少しでもここで差を縮めよう」という思いが前面に出てしまった。6台目で踏切足が反対になってしまい、そこから立て直せないまま終わってしまった。
国際大会を戦って、自分の力のなさを実感した。今回は絶対にメダルが欲しかったので、そういう思いも影響して、自分のなかでずれてしまったのかもしれない。まだまだだな、と思った。
でも、七種競技のときも、初めての大会では、たぶんこんな感じで悔しかったと思う。ここで得た課題を、絶対に自分のものにしたいと今は思っている。まだ、リレーがあるので、頑張りたい。

◎安部孝駿(デサントTC・岡山)
男子400mH決勝 3位 49秒12



銀メダルを狙っていたが3位。悔しい気持ちもあるが、やれることはやったかなという気持ちもあって、今は複雑な感情がある。1つ外側のレーンにサンバ選手(カタール、自己記録:46秒98=アジア記録)で、あまり気にはしていなかったが、イメージとしては、前半離されたとしても0.2~0.3秒くらいかなと考えていた。第3コーナーを抜けた辺りでだいぶ前にいたので、まだ今の(自分の)レベルでは戦えないなと思った。
レースパターンとしては、できたら7台まで(インターバルを)13歩で押していきたい気持ちがあったのだが、思ったよりも5台の通過がよくなかったので、予選同様に6台目まで13歩にするパターンで行った。ラストは2位を守りたかったが、ラストで差されてしまったので、そのへんも自分の課題。今後、しっかりと鍛えて、第10ハードルを越えてからも競り合えるような強さを磨いていきたい。

◎石澤ゆかり(エディオン・広島)
女子3000mSC決勝 8位 10分13秒53



練習もけっこう順調に積めていて、自信を持ってスタートラインに立ったのだが、実際に走ってみると、思ったように身体が動かないというギャップを感じた。気候だったり汗のかき方だったりが日本とは違っていることもあり、そこで冷静に立て直すことができなかった。準備してきたものを発揮できなかったことが悔しい。
最初の200mは障害がないので、そこでうまくリズムに乗れたら…と考えていた。しかし、思ったよりもスローな入りになった感覚があって、そのスローな動きにはまってしまったことが反省点。また、外国の選手が水濠や障害飛越の際にどんな跳び方をしてくるのかがわからなかったので、接触などに巻き込まれないようにするために、コースの外側で走るようにした。そのあたりも、今考えると、思いきって前に出るなどの方法もあったと思う。
走ってみて、あとから感じたのは、湿度がかなり高かったのかなということ。呼吸が思ったより入ってこなかったのと、汗のかき方がいつもと違うというのがあった。東京五輪も真夏のレース。暑さのなかで走るということがどういうことなのかを今回痛感した。

◎塩尻和也(順天堂大学・群馬)
男子3000mSC決勝 3位 8分29秒42



ひとまずメダルを取れたということで、そこは結果としては嬉しい。レース自体はいつも通りというか、前半から前に行って、後続を離していこうとしたのだが、今回はラストまでつかれてしまって、そこでスパートの差で負けてしまった。力の差が出てしまっているように思う。
今回は、今までに比べると早い段階から、この大会に向けて照準を合わせて練習してくることができた。そういう意味で、過去に出場した国際大会よりも、いい準備ができたかなと思う。
後続がついていることは、足音や会場内のモニターで確認できていた。中盤までに引き離せればというイメージではあったが、それがラストまでつかれてしまったので、そこがまだまだだと思う。ただ、海外と戦っていくなかでは、力不足だったなと思う。

◎山口浩勢(愛三工業・愛知)
男子3000mSC決勝 9位 8分47秒41



準備をしてきたものが全く出せなかった。力を出せなかったことが悔しい。この大会に向けて、体調も崩さず、しっかりと準備してきたつもりだったのだが、走り出してみると身体が重かった。それを(ウォーミング)アップの段階で気づくことができていなかったので、たぶん気持ちだけが先行していたのではないかと思う。
実力通りに走れれば、どんな展開でも対応して、メダル争いに絡めるかなと思っていた。途中で集団から離れたときに、つけなかったことが悔しい。
塩尻くんとは選手村でも同部屋。井上(大仁)くんがマラソンでメダルを取ったとき、一緒に見に行って、「これ、2人で欲しいね」という会話をしていた。できれば2人で表彰台に上がれればよかったのだが、僕が力を出すことができなかった。
7月にベルギー遠征に行ったとき、初めてヨーロッパへ行って、3000mSCと5000mで自己ベスト(8分30秒98、13分41秒21)を出すことができた。それが、「海外で、どんな状況でも安定した走りができるかな」と思った矢先のこの結果だったので、7月のベルギーで何がよかったのかを、もう一回映像を見直して考えてみたい。

◎新井涼平(スズキ浜松AC・静岡)
男子やり投決勝 7位 75m24



「このくらいかな」というのが率直な感想。やはり準備ができていなければ、距離も投げられない。また、準備ができていなければ、もちろん自信も生まれないので、テンションも上がらないという感じになる。それから、パワーもないので、全然やりが飛ばないし、パワーがないのでスピードをつけても耐えられず…という状態になっている。
そういう意味では、「このくらいが今年の限界なのかな」とも思う。まずは、ケガの前の状況に戻すことが第一。戦える身体をつくっていかなければ…と思う。

◎戸邉直人(つくばTP・茨城)
男子走高跳決勝 3位 2m24



身体の調子も非常によくて、自己ベストも狙えると思いながら臨んだのだが、結果として技術的にまとめるべきところがまとめられなかったという形になった。実は、予選のときマットを奥にずらしてもらう要請を出していて、それが受理されたということは聞いていたので、全助走がとれるつもりで会場入りしたのだが、結果、なかに入ってみたら(全助走跳躍ができる助走距離を)取ることができなかったため、急きょ助走を6歩に戻す展開となった。それでもいつも通りに跳べるつもりでいたのだが、さすがに全助走でやる気満々で来てしまっただけに、急な変更に頭が追いつかなかったかなという感じ。ちょっと甘い部分が出てしまった。
6歩助走のときは、助走が短いぶん、スピードを出して、よりピッチを刻んで踏み切りに入っていかなければならないのだが、最初は(スピードが)速すぎるのかなとコーチとも話していた。しかし、最後の跳躍を見たら、ちょっとそれはそれで遅すぎたという感想だった。
今日は、全体のなかで1本も「これだ」という跳躍は出せなかった。一応、銅メダルは取ったが、喜びというよりは悔しさのほうが強いというか、ほぼ悔しさが勝っている。やはり、こういう試合では、しっかりとその場で技術的にも体力的にも自分のベストを出すということが大事なのだなと改めて痛感した。

◎衛藤 昂(味の素AGF・三重)
男子走高跳決勝 6位 2m24



公式練習の1本目で、右膝を痛めてしまった。実際に、いい踏み切りをしたら痛くなかったので、「行けるかな」と思ったのだが、多少ずれると痛むことがあった。(2m)24までバーが上がって、3回目の跳躍の前に、跳べても跳べなくても最後にしろと言われたので、そこは最後と思って臨んだ。まあ、跳べたのでよかった。
(2m20、2m24の試技数が多くなってしまったのは)1本目で痛みがあったから跳べなかったというわけではなく、びびったり踏み切りでちょっと躊躇したりというところが入って跳べなかったという状態だった。「痛い思いをしたくないのなら、1回でクリアしろ」と自分に言い聞かせていたのだが、結果はわりと「×」をつけてしまい、痛めつけてしまうことになってしまった
(2m)28を跳べばメダルだったので、悔しい。その権利も得た状況でやめたということが悔しい。なんか1人だけ帰らされたような、これから楽しいことが始まろうとしているのに帰らされたような気持ち。でも、この引いたことを今後に絶対に生かしていかなければならない。これで28にチャレンジして、取り返しのつかないことになっていたら、それはそれでよくなかったと思うので。しっかり治して、いっぱい練習して、いい記録を出して…。来シーズン期待してくださいとしか、今は言えないように感じている。

【予選・準決勝結果&コメント】

◎金井大旺(福井県スポーツ協会・福井)
男子110mH予選 1組2着 13秒81(-0.3) =決勝へ

全体的にちょっと自分のレース通りでなかったので、決勝で修正したい。
踏み切りから着地に沈み込みがあったり、かなりブレーキ要素が入ったりするので、そこを修正したい。沈み込みは全部のハードリング局面で生じていて、それによってインターバルが自分の力で進まないと前に進めなくなってしまっている。(ウォーミング)アップの時点で、そういう癖があって、直らないままに予選に行ってしまったので、そこを修正できたらと思う。

◎高山峻野(ゼンリン・神奈川)
男子110mH予選 2組1着 13秒84(-1.5) =決勝へ

タータン(全天候型走路)がやわらかいので、なかなかスタートから出ることができずに、後半も(スピードに)上げることができなかったので、あまりよくなかった。午前中のレースで(身体が)なかなか動かないということもあったと思うが、決勝になれば動くので、そこでしっかり修正していきたい。
後半の走りがいつもよくなかったので、今回は、しっかり後半が走れるように練習してきた。そういった意味では、さっき(予選レース)競り勝てたのはよかった。ただ、タイムがすごく遅い。13秒6くらいはいったかなと思っていたのだが…。タータンがやわらかくて、反発が返ってこないので、なかなか難しいなと思った。

◎塩見綾乃(立命館大学・京都)
女子800m予選 1組2着 2分04秒46 =決勝へ

1周目を先頭で引っ張るイメージをしていたのだが、(オープンになった段階で)前に2人いた。200mくらいのところで前に出ようかと思ったが、「ここで無理すると後半ちょっと怖いな」ということで、世界ジュニア(U20世界選手権)のときの経験を生かして、ちょっと状況を見ながら走るようにした。
これまで1回引いたときに、その瞬間に離されることを何度も経験しているが、今回は、1回引いても、もう1回立ち直せるようなレース展開にできた。そこはよかったと思う。700mまでは余裕を持って走っていたので、ラスト勝負になっても勝てるというか、確実に2着に入りたいと思って走った。
思っていたよりもすごくレベルが高くて、予選はちょっと怖かったが決勝につながったので、決勝では自分のレース展開をすることと、あとはメダルを持って帰りたいので、メダルが取れるように、日本チームに貢献できるように頑張っていきたい。

◎北村 夢(エディオン・広島)
女子800m予選 3組2着 2分05秒31 =決勝へ

右脚の後脛骨筋に炎症を起こしてしまって、2週間くらい練習できない時期が7月の中~下旬ごろにあったので、不安な面も大きかったが、しっかり2着が取れて決勝に残れたのでよかった。予選は2着以内に入ることを目標にしていたので、とりあえず2~3番手にしっかりついて、ラストのところで引き離されないようにすることを意識して、冷静にレースを運んだ。決勝では、自分らしい走りができたら…。あとはメダルを狙って、そういう結果がついてきてくれればいいなと思う。

◎川元 奨(スズキ浜松AC・静岡)
男子800m予選 1組4着 1分48秒07 =決勝へ

自分らしいレースができたら…と思っていたのだが、あんなレースになってしまった。「前半しっかり行って、ラストを頑張ろうと思っていだが、頑張りきることができなかった。もし、結果がよかったとしても、着順で(決勝に)行けなかったので悔しい。
大会に向けては、良くもなく悪くもなくという感じ。しっかりやれば残れるなという気持ちだったし、実際に走ってみて身体も軽かったのだが、1周目は辛くなかったのに、2周目で急に“カクーン”となってしまった。
(予選は)決勝では、「ついていけば勝てるのかな」という気持ちを持っている。(予選は)引っ張ってしまったので。冷静についていけば勝つことはできるのではないかと思う。

◎村島 匠(福井県スポーツ協会・福井
男子800m予選 2組3着 1分48秒86 

第一にタイムが悪かったのと、2着どりのレースなのに着順が3着というのが、自分としても情けないというか、すごく悔しい気持ち。その思いが今、一番大きい。
ラストには自信があったのだが、周りの選手との力の差というのがつかめない状態で、先行する選手との差を空けたままスパートに入ってしまった。もし、あそこをくっついていけていたら、最後で差すことができたかもしれないなと思う。
日本選手権のときに、左ハムストリングスに肉離れを起こして、その復帰までにけっこう時間がかかった。スタートラインに立つにあたっては、メダルを狙えるところまで自分では持ってきたつもりだったので、足りなかった部分がなんだったのか、これからまた反省して、見つけて、修正していければと思う。

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